入れ歯やインプラント治療に関するブログ|赤坂フォーラムデンタル

入れ歯って何年持つのでしょうか？
この質問に、「・・年です」とはっきり答えることはできません。

先日、僕が２０年前に作った入れ歯が壊れて、来院された患者さんがいます。

金属床入れ歯という自費で作った入れ歯で、ご本人はたいへん満足していました。
もともと、歯周病で歯を失っており、残っていた歯もしっかりしてはいなかったので、よくこんなに長く持ったな～と、僕も感心していました。
精密に作られた入れ歯のため、歯のぐらつきが、入れ歯によって抑えることができたのが、歯のために良かったことも、長く入れ歯を使えた一因だと思います。

部分入れ歯の場合、残った歯がダメになると、入れ歯の修理や作り直しが必要となってきますので、いかに残った歯を長く持たせることができるのかということは、重要です。

総入れ歯の場合には、入れ歯の破損、人工歯の磨耗、入れ歯を支える歯茎が痩せる、ということで作りなおしが必要になってきす。また、見た目にもっときれいな入れ歯にしたいという、ご希望で作りなおすこともあります。

毎日、何千回とものを噛み、かなりの力がかかっているにもかわわらず、長期に機能する入れ歯は、最高の人工臓器と言っても過言ではないと思います。
いい入れ歯は、宝物です。　どうぞ、大切にお使い下さい。